『この夏の星を見る』(辻村深月著) フィクションではあるが、コロナ禍当時の学校の空気を閉じ込めた時代の記録だ。辻村深月さん著『この夏の星を見る』(2023年6月、KADOKAWA)である。休校、緊急事態宣言…、日常が制 […]
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『この夏の星を見る』(辻村深月著) フィクションではあるが、コロナ禍当時の学校の空気を閉じ込めた時代の記録だ。辻村深月さん著『この夏の星を見る』(2023年6月、KADOKAWA)である。休校、緊急事態宣言…、日常が制 […]
『スピノザの診察室』(夏川草介著) 夏川草介さん著『スピノザの診察室』(2023年10月、文藝春秋)。タイトルに惹かれて手にした。「スピノザ」。関心はありつつも敬して遠ざけてきた。それが読みやすそうな医療小説のタイトル […]
『カラフル』(森絵都著) ヤングアダルト向けのロングセラーということしか知らないまま、森絵都さん著『カラフル』(1998年7月、理論社)を初めて読んだ。タイトルから、いじめをモチーフに多様性の大切さを訴える物語かと思っ […]
『八月の御所グラウンド』(万城目学著) 万城目学さん著『八月の御所グラウンド』(2023年8月、文藝春秋)は、初版発行から1年がたつのに、横浜市立図書館での予約件数は600人を超える人気作品だ。それが、地域の公民館のよ […]