『きみの話を聞かせてくれよ』(村上雅郁著) 子どもの頃は気持ちを表現する力に欠ける。多少力がついた頃にはその気持ちを忘れている。感性は鈍り、関心は薄れる。結局、その頃の感情は言語化されないまま置き去りにされる。時々、子 […]
本のこと
『きみの話を聞かせてくれよ』(村上雅郁著) 子どもの頃は気持ちを表現する力に欠ける。多少力がついた頃にはその気持ちを忘れている。感性は鈍り、関心は薄れる。結局、その頃の感情は言語化されないまま置き去りにされる。時々、子 […]
『ちばてつやとジョーの闘いと青春の1954日』(ちばてつや、豊福きこう著) よく行く図書館に置いてあった無料の本のカタログ「先輩の本棚」で大手書店の編集者が紹介していた。「仕事にやる気が出ないとき、これを読んで奮い立た […]
『老いを読む 老いを書く』(酒井順子著) 目下の記者の最大の関心事は「定年」。転機に備えヒントを得ようと、やみくもに本を読み漁ってきたが、「老い」に関する名著をリスト化し、的確な解説もしてくれるガイド的な本が出版された […]
『バリ山行』(松永K三蔵著) 「そこに山があるからだ」―。エベレストで命を落としたイギリスの登山家ジョージ・マロリーが山に登る理由を聞かれて答えた言葉だ。分かったような、けむに巻かれたような。いや、全く分からない。 […]