このブログを始めてから１年が経っていた。１年続いた。数えてみると、昨年７月３日の初投稿から１年で６５本（昨日までだと６８本）書いている。うち中心となっている「本のこと」以外は２２本（同２３本）だった。出来の良し悪しはあるが、週に１本以上書いている計算になる。本のブログも読んだ本すべてについて書いているわけではないので、週１冊程度は本を読めていることになる。フルタイムで働きながら、いいペースだと思う。我ながらよく頑張った。
書く現場から外れ、定年退職に怯えて始めたブログは、軌道に乗ったと言っていい。記者には、気がつくと楽しみもノルマにしてしまう悪い癖があるのだが、記事を執筆しているときは、楽しく集中できている。仮見出しを立てると、詰まることなくすらすら言葉が出てくる。元気な蚕が糸を吐くように。書くことが好きだったんだ、と自分の好きなこと、やりたいことを再確認できたことは、近づく定年後に向けて大きな意味がある。そう思うと気持ちが少し楽になる。
ＩＴ音痴の記者がブログを始められたのは、長い付き合いになった近所のサトーさんのお陰である。サーバーやワードプレスの設定という記者の最も苦手とするあれこれをすべて引き受けてくれ、記者は記事をアップすればいいだけにしてくれた。サトーさんは以前記者が書いた本の影の編集者であり、現在は畑のお師匠さんでもある。この場を借りてお礼申し上げます。いろいろありがとうございます。引き続きよろしくお願いします。
それから取材に応じてくれた皆さん、もちろんブログを訪れてくれた皆さんにも感謝申し上げます。お付き合いいただきありがとうございます。新しいことに挑戦したいとも思っているので、これからもたまにのぞいてやってください。よろしくお願いします。（2023.07.15 69回）
写真：今日の夕空