学校教育

学校教育

虫捕る学校

『虫捕る子だけが生き残る 「脳化社会」の子どもたちに未来はあるか』(養老孟司、池田清彦、奥本大三郎著)  解剖学者の養老孟司さん、生物学者の池田清彦さん、仏文学者の奥本大三郎さんという虫好きの大家による鼎談『虫捕る子だけ […]

学校教育

子供時代を奪うな

『両手にトカレフ』(ブレイディみかこ著)『海街diary1 蝉時雨のやむ頃』(吉田秋生作)  著者のブレイディみかこさんが「ノンフィクションの形では書けなかった」という英国貧困家庭の女子中学生ミアの物語。『両手にトカレフ […]

学校教育

においを見聞きする

『香君』

『香君』(上・下)上橋菜穂子著  待ってました!上橋菜穂子さんの7年ぶりの新作である。どの本も「次はどうなる、次は…」と夢中でストーリーを追っているうちにあっという間にラスト一歩手前。そして、お話が終わるのが残念で仕方な […]

学校教育

勉強する意味

『金の角持つ子どもたち』藤岡陽子著  「サッカーをやめて、塾に通いたい」。小学6年生への進級を前に、俊介は突然、両親に打ち明ける。最難関の国立中学を受験したいのだ、と。『金の角持つ子どもたち』(藤岡陽子著、集英社文庫、2 […]

学校教育

学校の特色

『スギナの島留学日記』渡邊杉菜 『未来を変えた島の学校 隠岐道前発ふるさと再興への挑戦』山中道雄、岩本悠、田中輝美著  ユニークな取り組みをしているいろんな学校を取材してきた。公立学校でここまで特色を出せるのか、と校長先 […]

学校教育

カエルの子は…

『国外逃亡塾』白川寧々著  記者の両親が生まれた1930年代半ば、英語は敵国語だった。両親とほぼ30歳差の記者が高校・大学に通った1980年代後半から90年代初め、「これからは英語が必須」と言われつつ、海外留学する生徒は […]

学校教育

「きれい」の基準は?

『答えは風のなか』重松清著  ヒロシの学校では入学式に合わせて新入生を歓迎するポスターをつくることになった。キャッチコピー〈大空にはばたく第三小〉に合わせて、〈きれいな空の絵〉を募集して、その中でいちばん人気だった絵をポ […]