先週末26日、恒例の横浜マラソンを走った。酷暑でも早朝に練習してきた。サブ5(5時間切り)を意識していた。
レースは冷たい雨が降りしきる中始まった。身体が冷えないよう100均で買ったポンチョを被った。1時間も走ると断続的に降っていた雨は上がった。昨年のように暑すぎず、かといって寒すぎず、悪くないコンディションだ。
キロ7分弱、自力でサブ5が可能なペースを保てたのは30キロまで。そこでサブ5のペースメーカーに追いつかれた。しばらくはついて行けた。35キロ。股関節が固まりストレッチをしている間にペースメーカーを見失った。目に見える目標がなくなり一気に気持ちの張りを失った。
あと7キロ。気持ちだけでなく走力も残っていなかった。ストレッチを繰り返しながらゴールした。記録は5時間7分。去年より4分遅い。
タイムは年々遅くなっている。もうすぐ還暦。体力の衰えが顕著になってきた著者にとってサブ5はもう奇跡に近いのかもしれない。40代前半で記録したサブ4など夢のまた夢。残念ではあるが実力である。年齢相応かなとも思える。目標タイムはあった方がいいが、固執せず楽しく走れればいい。まだ5時間7分も走り続けられる体力はあると思い直す。いっそ吹っ切れて爽やかである。断酒から機会飲酒に切り替えて飲んだビールがうまい。(2025.10.28 No.179)