断酒を始めて1年が経った。最後に飲んだのは、去年10月30日の横浜マラソン後だ。昨日のマラソン完走を祝って飲んでみようかと、ちらっとよぎったが、それほど強い飲酒欲求は湧いてこない。飲んだらどうなるかという好奇心しかないことに気付いた。
メンタルの不調を機に医師に勧められて始めた。不調もあり体重は一時10%強減った。現在は6.5%減にまで戻し、ベストの状態が続いている。体調は悪くない。原因となったメンタルの症状も最近は落ちついている。
断酒を始めた当初と半年後にこのブログに書いている。いずれも「断酒体験記」というタイトルを付けていた。自分にとってチャレンジングだったのだ。今回、「体験記 1年編」というのは自分の心情に合っていない気がした。意外にもすぱっとやめられ、お酒を飲まないのが普通になっているからだ。普段、お酒を意識することもない。スーパーなどでは、お酒より甘いものを探している。
このままお酒を飲まない生活を続けるかは考えどころだ。以前のように毎日ではなく、休みの前日だけとか、何かあった時たまに適量を飲むという選択肢はある。お酒は好きなのである。
とは言えまだメンタルの治療中。朝晩抗うつ剤も飲んでいる。医師は「お酒を全く飲むなというのは厳しすぎますよね。少しならいいと思います」とある程度の飲酒は認めている。ルールを決めた依存しない飲み方を考えてみてもいいかもしれない。(2023.10.30 No.97)