我が家の菜園の今期初収穫は甘長とうがらしだった。４月に２株植えた。支柱を立てその後は草むしりと水遣りぐらいしかしていない。高さ５０センチまで育った。実が１株に一つずつぐんぐん大きくなった。１５センチくらいある。栽培は実に簡単だ。美味しそうだ。炒め物にでもしようか。今朝、収穫した。
甘長とうがらしは去年も植えた。放っておいても豊作だった。だが、よく観てみるとこれからほかに実をつける様子はない。家に戻って栽培方法を調べてみた。今日収穫したのは、一番花が付けた実で、なるべく早く摘み取らなければいけなかったようだ。早めに取らないとこれに栄養が集中し、のちのち他の実の付きが悪くなるそうだ。今回に限らず、どれが不要なわき芽や枝なのか迷うことは多い。こういうとき、思うのだ。先生がいてくれたらな、と。そして教える仕事の貴重さを。
我ながら目出度いというか浅はかというか。事前に調べるという労を取らなかった怠慢さとその結果の不明を恥じる。亀の病気といい、面倒見が悪すぎた。生き物を育てているという責任が希薄だった。生き物なのだ。愛情と手間暇をかけてあげないと。愛情をかけると可愛さも増す。ちなみに亀は、長男が献身的に通院させた結果、餌を食べるまでに回復した。（2023.05.22）