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その他

2023年最初の収穫

 我が家の畑から今年初めて収穫したのはスティックセニョール。ブロッコリーの仲間で日本で品種改良されたものだそうだ。同じ団地に住む畑のお師匠さんのSさんから勧められて昨年10月に苗を植えた。先日、「そろそろ(収穫)ですね」 […]

その他

男に生まれて…

『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』(マリア・シュラーダー監督)  映画好きの長男が鑑賞し、買ってきたパンフレットの表紙に惹かれた。チームを組んだ記者とテーブルに腰掛けながら話をするもう一人の記者。米ニクソン […]

本のこと

文体

『かか』(宇佐見りん著)『推し、燃ゆ』(同)  〈そいはするんとうーちゃんの白いゆびのあいだを抜けてゆきました。〉 宇佐見りんさんのデビュー作『かか』(2019年11月、文芸賞・三島由紀夫賞受賞)冒頭の一文だ。「かか語」 […]

本のこと

物語の世界観

『池袋ウエストゲートパークⅩⅧ ペットショップ無惨』(石田衣良著)  新刊が出るとつい読んでしまう。確か村上春樹さんがエド・マクベイン著『87分署』シリーズについて、こう書いていた気がする(間違っていたらごめんなさい)。 […]

本のこと

メンタル本

『セルフケアの道具箱 ストレスと上手につきあう100のワーク』(伊藤絵美著)  メンタル本。そんなジャンル名があることを初めて知った。今年はそれらを何冊か読んだ。記者自身、メンタルの不調に陥り、何とかそこから抜け出そうと […]

本のこと

いつの時代のどこの国?

『ボーダー 移民と難民』佐々涼子著  〈国のはざまで苦境に陥る人たちのことを何も知らなかったし、知ろうともしなかった。〉  日本語教師をしていた経験のあるノンフィクションライターの佐々涼子さんは新著『ボーダー 移民と難民 […]

本のこと

ジャーナリストたち

『原民喜 死と愛と孤独の肖像』(梯久美子著)  前回紹介した『狂う人「死の棘」の妻・島尾ミホ』に続き、梯久美子さんの『原民喜 死と愛と孤独の肖像』(岩波新書、2018年7月)を読んだ。島尾敏雄と原民喜。ほぼ同じ時代を生き […]

日々のこと

2022年最後の収穫

 10月23日に種をまいたラディッシュを収穫しました。ミニトマトはまだ、細々と実を付けているので、時々、数個ずつもいでいますが、我が家の菜園でのまとまった収穫は、今日のラディッシュが今年最後になります。  この1週間前に […]

学校教育

問いを立てる

『狂う人「死の棘」の妻・島尾ミホ』(梯久美子著)  夫の情事が記された日記を見て狂乱する妻。その修羅を描いた島尾敏雄著『死の棘』。膨大な未公開資料を読み解き、直接・間接の取材を重ねた結晶が、梯久美子さん著『狂う人「死の棘 […]

学校教育

テツの眼力

『サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する』(梯久美子著)  本を1冊読むと、その中に出てくる本や参考文献を芋づる式に読みたくなる。人に紹介されることもある。すると、なかなか新しい分野の本を手に取れなくなる。  ずっと読み […]